接合強度と壁量|横浜・湘南の建築はメディック

横浜・湘南の建築はメディック

お問い合わせ

TOPICS

リフォーム、リノベーションにおける「接合強度と壁量」

社長ブログ 2016年06月03日

Flash_02

 

先日の熊本地震におきまして、南阿蘇村河陽黒川地区の学生用アパート(在来工法木造)が倒壊、学生が亡くなった建物崩壊のケースですが、国土交通省国土技術政策総合研究所(国総研)の調査によると、倒壊した建物は築年数が古く、見栄えよく改装した様子が見られていたとのこと。

 

その際に耐震補強までは視野に入れず、筋交いの数(壁量)が不足しており、柱頭・柱脚・筋交いの接合部も釘などで固定してあり、金物補強がしていなかったと見受けられるとの調査結果が報告されている。

 

また柱が土台から抜ける、いわゆる「ホゾ抜け」をしており、ここにも金物が不足している様子が見られるとの事です。

 

私たちもお客様から依頼されて中古住宅購入前の「住宅診断(ホームインスペクション)」に立ち会いますが、見栄えを良くするだけのリフォームや、明らかに間仕切りを撤去し、LDKなどに改修するために2部屋を1部屋にしている工事を目にします。

こういう改修をしてしまっている物件の場合は、ある程度の規模の大きい耐震リフォームをする覚悟がない場合は、購入しないことを進言します。

 

耐震補強は、建物を調査したうえで耐震診断ソフトにより耐震診断をして、適切な耐震設計を基に内外から壁や接合部の補強をすることができます。

ホゾ抜け対策のホールダウン金物(リフォームの場合は実際にはARSアラミド繊維ロープなどを使用)や補強金物を追加することで最新の耐震基準に沿った耐震補強、耐震リフォームができます。

 

当社では、随時、住宅診断、耐震診断、耐震設計、耐震リフォーム工事のご相談を承っております。相談申込フォームよりご連絡をいただければ、できるだけ速やかに対応させていただきます。

 

写真は「タナカ」というメーカーのカタログデータです。

 

場合によっては間仕切り変更を伴うような、大規模なリノベーションの場合でも、きちんとした計画をすることにより、「まるで新築」のような住空間に生まれ変わらせることも可能です。

ページトップへ