耐震住宅リフォームに制振ダンパーをプラス!制震住宅を実現する。
先日、制振装置についてのお問い合わせを頂いたので、制振装置についてご紹介します。
今日ご紹介するのは、以前もご紹介したことのある、「制振装置(制振ダンパー)」です。
「制振装置」に付いては前にもご紹介した様に、「制振装置」だけでは機能しません。
「制振装置」は「耐震補強」にプラスして設置することにより、初めて効力を発揮します。
・壁内の柱と梁の接合部のコーナーに使い、地震のエネルギーを熱エネルギーに変えたり、粘性のオイルなどをピストンの中にいれたダンパー形式のもの。
・アルミやスチールの変形する抵抗を利用するものなどがあります。
すべての「制振装置」は地震に遭遇した際に、建物の変形を40パーセントから80パーセント軽減することを目的としています。
「制振装置:MER SYSTEM Pillow Type」のメカニズムはレース車両のサスペンションのテクノロジーから生まれた「単筒式オイルダンパー」です。
配置計画は耐震補強計画後に、制振装置の配置を計算し計画します。「耐震補強」は住宅の1階と2階を補強しますが、「制振装置」は1階にのみ配置します。1棟当たり10~12本使用します。バランス良く配置する計画を立てます。
この「制振装置:MER SYSTEM Pillow Type」は、新築住宅だけでなく、耐震リフォーム、耐震改修の際にも設置できるという特徴を持っています。
「制振装置」を設置した住宅は、地震のエネルギーを40%から80パーセント吸収することにより、建物の変形が極力抑えられ、度重なる余震にも耐える効果が期待でき、建物の変形や倒壊を軽減あるいは防ぐことができます。
熊本地震の時には、最初の地震で被害を受けた住宅が、2回目に襲った震度7の地震でさらなる被害を受け、倒壊しました。
なお、昭和56年5月31日までの確認申請提出、着工の旧耐震基準の木造住宅2階建てのご自宅はもちろんのこと、それ以降の住宅に関しても、無料の耐震診断キャンペーン中です。
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