国際福祉機器展:バリアのない社会、環境を作る。
1ヶ月ほど前になりますが、工事管理と打ち合わせの合間を縫って、江東区有明にある東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開催されていた、「国際福祉機器展」を見学してきました。
この展示会では、福祉機器(移動機器、移動補助製品、ベッド関連用品、入浴用品、トイレ・おむつ関連用品、日常生活用品、コミュニケーション機器、建築・住宅設備、)、施設用設備・用品、在宅・施設サービス経営情報システム、その他、福祉に関するありとあらゆる分野の展示がしてありました。
当日は時間もあまりなかったので、住宅関連と四肢に障害のある方が、ご自分で自動車を移動手段とすることのできる、運転補助装置を主として見学してきました。
展示してあったのは、町田市に本社を置く株式会社ジー・エス・ティーという会社が輸入している「グイドシンプレックス」という運転補助装置です。
オートバイレーサーだった青木琢磨氏が、1998年のオートバイテスト中の事故のため下肢に障害を負い、その後4輪ののレーサーとして、グイドシンプレックスを搭載したレースカーでレースに出場し、活躍していることは有名です。
下肢や上肢に事故などで後天的に障害を負うと、今まで自分で運転していて行動範囲も広かった方が、助手席や後席に座ることが多くなり、行動範囲も狭まっていくことが多いのですが、ぜひ、このような運転補助装置の助けによって、障害を負う前と同じように積極的にいろいろなところへ出かけることもできますし、自立した生活を取り戻す補助にもなるのではないでしょうか。
ちなみに、当日は運転シミュレーションも体験でき、短時間とはいえ有意義な時間を過ごせました。
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