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屋根葺き替え、外壁塗装工事

社長ブログ,リノベーション,エクステリア,リフォーム 2020年09月16日

 

 

横浜市南区の工事現場です。

在来工法木造2階建て住宅の「S瓦(セメント系瓦」を「ガルバリウム鋼板製屋根材」に葺き替え。外壁をシリコンセラミック系の塗料にて塗装するという現場です。

 

写真は足場の状態と既存の瓦をはがす途中のものです。

 

この後、構造用合板で野地板張り。改良アスファルトルーフィングを敷いて、新規に重量の軽い「ガルバリウム鋼板製屋根材」で葺きます。

工事をする際に建物周囲全面に足場を架設。足場は現在主流になっている通称ビケ足場といわれる「楔(くさび)式緊結足場」を架けています。

 

ガルバリウム鋼板とは昔からあったいわゆる「カラートタンやメッキ鋼板」とは異なり、同じスチールの板ですが、その特徴を簡単に説明してみます。

 

・ガルバリウム (Galvalume) 鋼板は、1972年にアメリカ合衆国のベスレヘム・スチールが開発したアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板の名称。

 

・ガルバリウム鋼板は、純亜鉛でメッキを施した金属板ではなく、アルミニウム (Al) 55%+亜鉛43.4%+珪素 (Si) 1.6%の合金を用いている(パーセンテージは質量比)。

 

・めっき皮膜寿命は、塩害地域で約15年・工業都市や田園地帯で約25年以上との結果が出ている。

 

このように建材としては長寿命の鋼板という特徴から、各屋根材メーカーでは、このガルバリウム鋼板を加工して製品として販売、施工しています。