お問い合わせ

住宅・耐震診断お申込み

NEWS 社長ブログ/新築/増改築/耐震/リノベーション/戸建て/二世帯/ガレージ/バリアフリー/リフォーム

戸建住宅の屋根について

社長ブログ,新築,増改築,耐震,リノベーション,戸建て,二世帯,ガレージ,バリアフリー,リフォーム 2025年08月22日

今日は木造住宅(在来工法や2×4工法)の屋根についてお話しします。

屋根を葺いている資材については、大きく分けて下記のようなものがあります。

 

・粘土瓦

和風の陶器瓦や洋瓦

メリットは耐久性が高く、数十年以上使用できます。デメリットは重いこと。

 

・セメント瓦

和風瓦の外観に似ている代替品のような役割。

メリットは価格が安い。デメリットは塗装をしてあるので、耐用年数は低い。

 

・化粧スレート瓦

コロニアルと言われる屋根材で、かなり多くの住宅に採用されている。

メリットは価格が安く施工しやすい。デメリットはセメント瓦と同様に、表面の塗装が劣化しやすく、汚れやカビ、コケなどが生えやすい。

 

・天然スレート瓦

メリットは自然素材なので風合いと高級感がある。耐用年数も長い。デメリットは価格が高価なことと施工に専門知識が必要。

 

・シングル

メリットは軽量で柔軟性があるため破損しにくい。デザイン性も良い。デメリットは付着が弱い場合、強風で剥がれることもある。

 

・ガルバリウム鋼板

メリットは軽量でカラーが豊富、耐震性に優れる。錆びにくく、耐久性に優れる。デメリットは断熱材(防音材兼用)とセット又は併用しないと、音と熱が伝わりやすい。

近年は主流の屋根材となっている。

 

〇耐震性も含めて、軽い屋根材をお奨めしますが、耐震をきちんとすれば耐用年数の長い陶器瓦での屋根葺きも排除するものではありません。

お薦めできない資材は、おそらく一番多く使われているコロニアルでしょうか。

次回はそのコロニアルの事故例についてお話しします。