株式会社メディックが目指すこと:発達障害児とその家族が笑顔で暮らせる住環境の設計前にチェックしたい10の項目
発達障害児とその家族が笑顔で暮らせる住環境のお話を続けてきましたが、とりあえずの最終章として、確認したいチェックリストを上げておきます。
これは新築と改築、リフォーム、リノベーションにも通じるチェックリストです。
発達障害×注文住宅
設計前に必ず確認したい10のチェックリスト
「間取りはまだ早い気がする」
「何を基準に考えればいいのか分からない」
発達障害のあるお子さんと暮らす家づくりでは、
設計に入る前の整理がとても重要です。
ここでは設計事務所の立場から、
発達障害×注文住宅で後悔しないための
設計前チェックリスト10項目をまとめました。
チェック① 朝の動きはスムーズに流れているか
- 起床
- 着替え
- 洗面
- 食事
この流れのどこで止まりやすいかを確認。
毎日一番ストレスが出やすい時間帯は、
間取り改善のヒントになります。
チェック② 音に困っている場面はあるか
- 兄弟の声
- テレビや生活音
- 足音や水音
「何が」「どこで」「つらいか」を整理すると、
ゾーニングや素材選びに反映できます。
チェック③ 視覚的に疲れていないか
- 物が多すぎないか
- 色や柄が多くないか
- 常に目に入る情報が多くないか
視覚刺激は、
本人より家族のほうが気づきにくいポイントです。
チェック④ 片付けで親子の衝突が起きていないか
「片付けなさい」が多い場所はどこか。
収納が足りないのではなく、
仕組みが合っていない可能性があります。
チェック⑤ 一人になれる場所はあるか
- 気持ちを落ち着けたいとき
- 刺激から離れたいとき
ほんの小さな空間でも、
安心できる居場所はとても重要です。
チェック⑥ 家族全員が無理をしていないか
発達障害×注文住宅では、
子どもだけに目が向きがちですが、
- 親が一番しんどい時間
- 兄弟姉妹が我慢していること
も、設計に反映すべき大切な要素です。
チェック⑦ 将来、暮らし方が変わる想定があるか
- 成長による変化
- 学校・生活リズムの変化
- 親の働き方の変化
「今だけ」ではなく、
5年後・10年後を想像してみてください。
チェック⑧ 家に「逃げ場」があるか
常に家族が見える、声が届く。
それが逆に負担になることもあります。
つながりすぎない設計は、
安心感につながります。
チェック⑨ 「普通の家」を目指していないか
- 一般的な間取り
- SNSで見た家
- モデルハウスのイメージ
それが本当に、
ご家族に合っているかを見直しましょう。
チェック⑩ この家で「叱らなくてすむか」
この質問が、
一番大切かもしれません。
- 叱らなくても回る
- 無理に頑張らなくていい
- 自然に暮らせる
そんな家かどうかを、
設計前に考えてみてください。
チェックリストは「正解」を決めるためではありません
この10項目は、
「できていない=ダメ」というものではありません。
家族の暮らしを言語化するためのツールです。
チェックを通して見えてきたことを、
そのまま設計者に伝えてください。
設計事務所としてのメッセージ
発達障害×注文住宅の家づくりは、
図面の前に、暮らしの整理が必要です。
このチェックリストが、
「うまく言葉にできなかった不安」を
整理するきっかけになれば嬉しく思います。
家づくりで迷っている方は、
間取りを描く前に、ぜひ一度ご相談ください。
ご相談は ⇒ こちら


