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構造計算をしていない住宅は本当に大丈夫?首都圏直下型地震で見える弱さ

社長ブログ,新築,増改築,耐震,リノベーション,戸建て,二世帯,ガレージ,リフォーム 2026年02月06日

地震に強い家づくりのブログテーマとして連載させていただいており、

2026年2月3日に、「首都圏直下型地震に備える家づくり|これから家を建てる人に知ってほしいこと」

2026年2月6日に、「首都圏直下型地震に本気で備える家づくり|専門的な視点で考える重要ポイント」

と、続けて「首都圏直下型地震に備える家づくり」のお話をさせて頂きました。

 

今日は、「構造計算をしていない住宅は本当に大丈夫?」をテーマにお話をさせて頂きます。

 

家づくりの打ち合わせで、
「この家は構造計算をしていますか?」
と質問したことはありますか?

実は、多くの方が
構造計算をしているかどうかを知らないまま家を建てているのが現状です。

首都圏直下型地震を考えたとき、
この「構造計算の有無」は、家の安全性を大きく左右します。

 

そもそも構造計算とは何か?

 

構造計算とは、
地震や台風などの力が建物に加わったとき、家が耐えられるかを数値で確認することです。

具体的には、

  • 建物の重さ
  • 地震時にかかる力
  • 柱や梁、壁の強さ
  • 基礎にかかる負担

こうしたものを一つひとつ計算して、
「壊れないこと」を理屈で確認します。

 

実は「構造計算をしていない家」は珍しくない

 

意外に思われるかもしれませんが、
一般的な木造2階建て住宅の多くは、詳細な構造計算を行っていません。

その代わりに使われるのが、

  • 仕様規定(ルールに従った設計)
  • 簡易的な壁量計算

これらは最低限の基準を満たす方法で、
大きな地震を何度も受けることまでは想定していないケースもあります。

構造計算をしていない住宅の弱さとは

本当に安全かどうか分からない

構造計算をしていない場合、

  • どの部分に力が集中するのか
  • どこが先に壊れる可能性があるのか

を、事前に把握できません

つまり、
「たぶん大丈夫」
という前提で建てられている家も少なくないのです。

間取りの影響を正確に評価できない

大きな吹き抜けや広いリビング、
壁の少ない間取りは人気ですが、

  • 構造計算なし
  • 壁量の目安だけ

で設計されていると、
地震時に想定以上の負担がかかることがあります。

見た目は同じ家でも、
計算の有無で安全性は大きく変わります。

地盤とのバランスが取れていないことがある

構造計算を行うと、

  • 建物が地盤に与える力
  • 基礎にかかる負荷

も数値で確認します。

計算をしていない場合、
地盤と建物の相性が悪いまま建てられるリスクがあります。

繰り返しの地震に弱い

首都圏直下型地震では、

  • 本震
  • 余震

が何度も起きる可能性があります。

構造計算をしていない住宅は、
一度の大きな揺れで見えないダメージが蓄積しやすい傾向があります。

 

構造計算をしている住宅の強み

 

では、構造計算をしている住宅は何が違うのでしょうか。

  • 建物全体の力の流れが整理されている
  • 弱点を事前に補強できる
  • 設計変更の影響を検証できる
  • 耐震等級の根拠が明確

つまり、
「なぜこの家は安全なのか」を説明できるのが最大の強みです。

 

「耐震等級3」と「構造計算」は別物

 

よくある誤解として、
「耐震等級3なら構造計算はいらない」
と思われがちですが、これは正確ではありません。

  • 耐震等級:性能のランク
  • 構造計算:その性能をどう確認したか

という違いがあります。

構造計算によって裏付けられた耐震等級3こそが、
首都圏直下型地震に備える家として安心できる状態と言えます。

 

家づくりの打ち合わせで確認したい質問

 

構造計算については、
次のような質問をしてみるのがおすすめです。

  • この家は構造計算をしていますか?
  • どの計算方法を使っていますか?
  • 計算結果は確認できますか?

きちんと対応してくれる会社であれば、
分かりやすく説明してくれるはずです。

 

まとめ|構造計算は「見えないけれど最重要」

 

構造計算は、完成後には見えません。
しかし、地震が起きたときに差が出るのは、
この見えない部分です。

首都圏直下型地震に備える家づくりでは、

  • デザイン
  • 価格
  • 設備

だけでなく、
構造計算という土台にも目を向けることが、家族を守ることにつながります。

 

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