また、発生確率は4年以内に70パーセントと、確率も高くなっています。
確率の高い地域は将来遭遇するであろう大地震に備えるのは勿論ですが、確率の低い地域も油断がならないということが良く分かります。
また、今まで知られていなかった活断層の存在も侮れないということが、今回の九州地方の地震でわかったことです。
社長ブログ 2016年04月24日
先日の熊本県を中心とする震度7という強い地震に見舞われ、大きな被害を被った方々に対しお見舞い申し上げます。
震度4以上の地震もまだ続いているようですので、不安な日々と避難先での不自由な生活を強いられていらっしゃることを思うと心が痛みます。
今回の地震では、地震予知・予測・遭遇確率を出す事の難しさが露呈されました。
写真は政府の地震調査研究本部から2014年に発表された「全国地震動予測地図」です。
九州地方が震度6弱以上の地震に合う確率は低く想定されていました。
その地震動予測では、首都圏の確率は今まで最大震度6強と予想されていた首都圏直下型地震の震源が浅いことが判明、湾岸地域の広範囲で震度7もありうる、また、23区内のほとんどで震度6強と予想されるとの発表がありました。