関東ローム層(赤土)の地盤が現れていれば地盤補強、あるいは杭の必要がなく直接基礎で済む場合もあります。
軟質地盤とは下記のようなものを指します。
・有機質土・高有機質土(腐植土)
・粘性土で、標準貫入試験で得られたN値が2以下、あるいはスウェーデン式サウンディング試験において換算N値3以下のもの。
・砂質土で、標準貫入試験で得られるN値が10以下、あるいはスウェーデン式サウンディング試験において半回転数(Nsw)が50以下のもの(換算N値5以下のもの)。
直接基礎で対応できない場合は、地盤補強工事を行って建物を安全に支えることになりますが、工法の選択では、安全性かつ経済性を考慮する必要があります。