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増築工事:外部仕上げ(サイディング張り)

社長ブログ 2016年09月07日

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横浜市青葉区のK様邸の外部の仕上げは、前にもお知らせしましたがサイディング張りです。

既存の建物の1階部分のサイディングは廃版品でメーカー在庫もありません。2階部分のサイディングは「ニチハ  モエンエクセラード16  しぶき  ラフラMGアッシュⅡ」という品番のものでラッキーなことに現行品でした。

 

増築部分の屋根との取り合いがありますので、そのサイディングの張替えも併せて増築部分はこのサイディングを採用。

違和感なく既存建物と繋がっています。

 

サイディングを張る前に、構造用合板の上に防水紙を張り、通気胴縁15mm厚を455mmピッチで取り付け、その胴縁にサイディング専用の金具を取り付け、新規の16mm厚のサイディングを引っ掛けて固定します。

今回採用のサイディングは、金具仕様ですので表面に釘が露出せず、すっきりとした表面の仕上げです。

 

最近はさすがに見なくなりましたが、ひところの建売住宅などでは、12mm厚のサイディングを柱や間柱に直に釘打ちしていて、サイディングがうねったり、浮いていたりしている(暴れている)のをよく見かけました。

 

今は、防火の関係上12mmのサイディング自体無くなっていると思います。今回は16mm厚の窯業系サイディングです。

 

サイディングは大きく分けて、アルミニウムやガルバリウム鋼板などの「金属系サイディング」と、 セメント質と繊維質(木材の繊維など)を主な原料にして、板状に形成した「窯業系サイディング」の二つに分かれます。

 

あと、ウエスタンレッドシダーなどの本当の木質の「木質系サイディング」もありますね。

 

下の写真は横浜市栄区のS様邸の外観写真で、モルタルにリシン吹付とウエスタンレッドシダーの木質サイディングをコラボレーションしています。

 

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それぞれデザインや質感に差がありますので、現物サンプルやメーカーショールームなどで確認すると良いでしょう。

 

次回は、完成した増築部分にウッドデッキを施工するお話の予定です。