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増築工事:木造軸組み工法(在来工法)

社長ブログ 2016年09月06日

写真で構造をご覧に入れます。

 

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今回の横浜市青葉区のK様邸は、木造軸組み工法(在来工法)の平屋建てです。

木造軸組み工法は日本の木造工法としては歴史は古く、柱と梁で構造体を構成しています。

建築基準法の改正に伴い、筋交いの厚みや接合金物、ホールダウン金物の使用が追加されるなどして、耐震強度を増した耐震住宅が基準となっています。

K様邸は筋交いと外部に構造用合板を張ることにより、より強固な耐震住宅となっています。

床は「根太レス」と言って格子状に組んだ大引き(おおびき)に24mmの構造用合板を敷き詰めています。

増築部分の建物は、既存建物とは少し間隔を開けて建築しました。既存建物に地震の影響が及ばないようにするためです。

 

内部の仕上げはプラスターボードにビニールクロス張りとオーソドックスなもの。床は根太レスの合板の上に12mmのフローリング張り。

 

屋根は水上から水下まで継ぎ目なしのガルバリウム鋼板縦ハゼの1枚板。

外壁は通気胴縁の上に16mmの横張サイディング仕上げとしました。

母屋とのバランスを考え、軒はデザイン上あえて出していません。

 

新築建物ですので、基準法通りに24時間換気設備も設置しています。

 

アルミサッシは、この地域の防火基準が無指定であり、防火戸を求められていませんので、ガラスは防音と断熱に効果のあるペアガラスにしています。

ただし、雨戸やシャッターを付けていませんので、セキュリティガラスを奢っています。