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増築工事:建て方・上棟

社長ブログ,増改築,耐震 2016年09月01日

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今回はいよいよ建物の形が見えてきます。

 

まず出来上がって養生期間も経過したので、基礎の上の土台を並べアンカーボルトで締め付けます。

次に柱を建て、梁を渡します。梁の上に小屋束を立てて上に母屋(もや)を乗せ、垂木を固定、屋根の下地となる野地板(のじいた)をビス止めすれば上棟となります。

 

今回のK様邸増築工事は神主さんをお願いする「地鎮祭」は執り行いませんでしたが、縁起を担いで基礎の着工日は「大安」を選び、さらに「土をいじるのに最良な日」の7月21日を選びました。

 

上棟の日は、「先勝(午前中が良い日)」ですが「上棟の最良日」の8月3日を選んでいます。

 

昨日の床下換気口の話ですが、床下換気は基礎と土台の間に20mm厚の「基礎パッキン」という部材を挟んで床下換気をしています。基礎パッキンは最近の床下換気の主流ですね。

 

余談ですが、今回のK様邸の右隣の敷地では盆休み前から新築工事が始まっています。しかし新築工事では通常行われる「地鎮祭」を執り行った様子はありません。

 

キリスト教のクリスチャンのお施主様の場合は牧師様による起工式のようなセレモニーをすることもありますし、仏教の場合も同じようなことをすることもあります。

もしかしたら、お隣はそういうことをあまり気にされないお施主様か、または宗教的にそのような事をしないのかもしれません。

業者としては土をいじったり、年を重ねた樹木を切る場合はやはり気になるので、お清めをしていただいたり、暦を見て良き日を選択してしまいます。