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「介護される側にも、介護する側にも優しい」バリアフリー・リフォーム、やっています。

社長ブログ,増改築,リノベーション,水廻り,バリアフリー 2017年07月03日

今回ご紹介するのは、「介護される側にも介護する側にも優しい」介護住宅リフォーム(バリアフリー・リフォーム)です。

 

車椅子で生活される方のための、木造住宅の洗面台とトイレを一室にまとめた介護住宅リフォーム(バリアフリーリフォーム)の例となっています。

 

 

写真:左から腰掛け便器(洗浄便座付)、汚物洗いシンク、車いす用洗面台

 

写真:腰掛け便器と汚物洗いシンクの間には、跳ね上げ式手摺

 

 

写真では見えにくいですが、腰掛け便器の右側の壁と便器の前に水平に手すりを回し、さらに便器先端から200mmの位置には、立ち上がりに必要な縦手摺を付けて、T字型にしています。

 

座って左側の手摺は跳ね上げ式で、便器に腰掛けた後に降ろし、体を支えます。

 

便器正面に手すりを回したのは、介護する方がズボンや下着を降ろすときに、介護される方に安定して立っていただく為の手摺です。

 

汚物洗いシンクは、下着などを汚したときに下洗いするためのもの。バケツも入るので、床などを汚したときの雑巾やモップも洗うことができます。

 

車いす用の洗面台は、足元のでっぱりがなく、車いすごと洗面器を使え、シャンプーもできるシャワー水栓付きです。

また洗面台のあるスペースは脱衣所も兼ねていて、右側のユニットバスの段差なしで入ることができます。

将来的には、シャワー用の車いすでユニットバスの洗い場に入り、シャワーを浴びることが可能になっています。

 

写真:シャワー用車椅子(TOTO製)。トイレにもそのままアクセスできるタイプです。

 

 

「介護される側にも介護する側にも優しい」介護住宅リフォーム)バリアフリー・リフォーム例をご紹介しました。