マンション大規模修繕コンサルタントの悪質コンサルから逃れるために。
社長ブログ 2017年12月02日
先日ご紹介しましたが、株式会社メディック一級建築士事務所 マンション事業部は、主たる業務を、「マンションの大規模修繕工事のコンサルタント業務」としています。
「マンション大規模修繕工事」の計画策定等を「マンション大規模修繕コンサルタント」に依頼することは、数々のメリットがあります。
それは、大規模修繕工事の長期修繕計画の作成や、建物診断などをすることにより、管理組合様や管理会社様に向けて、「設計・監理」と「施工」の業者選びやその後の仕上がり等を「第三者の目」から厳密にチェックできるからです。
しかしながらコンサルタントが安い価格で管理組合からコンサルタント業務を受注し、自分たちの息のかかった施工会社に工事を受注させ、裏からリベートを要求して実際は住民に損害を与えるケースが相次いでいます。
リベートは工事費の20%に上るケースもあるといい、事態を重く見た国土交通省は、住民に注意喚起するよう管理会社や管理組合の団体などに通知したのは、新聞報道により、皆様の記憶に新しいと思います。
リベートは工事費の高騰や手抜き工事につながるとして、専門家から問題視する声が上がっており、国交省は昨年、マンション管理指針を改正して「工事の発注は、利益相反に注意して適正に行われる必要がある」と明記し、さらに2017年1月の通知では、リベートを払う業者に受注させる一方で過剰な工事を設定して管理組合に損害を与えたり、実際には業務を受注業者任せにしたりする「悪質コンサルタント」の事例を列挙して、国が設けた相談窓口などを活用するよう呼びかけています。
また当社で提案する大規模修繕工事のコンサルタント業務は、『設計監理方式』だけでなく、不正を排除しやすい『プロポーザル方式』もご提案しております。
この二つのコンサルタント業務については、また後日お話させていただきます。
※東京都、神奈川県、横浜市、湘南地区での「優良 マンション大規模修繕コンサルタント」のご依頼は、「株式会社メディック一級建築士事務所 マンション事業部」へどうぞ。