耐震診断と耐震補強計画
昨日、2月10日の日曜日、3月末までの無料の耐震診断の最後の1戸である、横浜市金沢区のK様邸に訪問し、現状の建物が震度6強の地震に遭遇した時の地震時の揺れのシミュレーションと補強計画後の地震時の揺れのシミュレーションを見ていただきました。
この住宅は、建築基準法の新耐震後の設計で建築された建物ですが、不動産売買前に構造的な間仕切を取ってしまったり、窓の位置が変更になるリフォームをされていました。
そのため、建物スパンの短いX軸方向が構造壁を取ってしまったため極端に弱くなり、現状では「倒壊の恐れあり」と診断結果が出ています。
補強計画としては、室内側から補強できる「ダイケンかべ大将」と「筋交いの追加」で計画し、あと少しで「倒壊しない」の数値に届く、上部構造評点1.4まで上げることにより、「一応倒壊しない」というレベルまで上げてみました。
その場でノートパソコンの画面を見ながらの説明にご納得いただき、他の案として、対面キッチンにするために間仕切り位置を変えると、数値が上がらない事も画面で確かめていただきました。
このソフトは以前からご紹介している、「ホームズ君 耐震診断Pro」で、その場で、震度6強の地震に遭遇した時の現状と補強後の違いをアニメーションで見ていただける優れたソフトです。
4月以降の無料の耐震診断のお申し込みを受け付けておりますので、下記のリンクよりお申し込みください。
備考欄に「無料耐震診断申し込み」と必ずコメントをお入れください。ひと月先着1棟に限り無料とさせて戴きます。
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