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短周期振動と長周期振動

リノベーション,リフォーム,戸建て,新築,社長ブログ,耐震 2020年01月14日

25年前の1995年1月17日、午前5時46分52秒に兵庫県南部を震源とするマグニチュード7.3の「阪神・淡路大震災」が発生しました。

 

 

特に震源に近い神戸市市街地(東灘区、灘区、中央区(三宮・元町・ポートアイランドなど)、兵庫区、長田区、須磨区)の被害は甚大で、犠牲者は6,434人に達し、地震当日に亡くなった方のほとんどは家屋の倒壊による窒息・圧死が77パーセントと圧倒的に多かったとのことです。

この阪神・淡路大震災において計測された短周期振動(周期の短い地震動)は低い建物ほど共鳴しやすく、木造住宅が特にその影響を受けやすいのです。

 

短周期地震動の中でも1秒~2秒周期の地震動は「キラーパルス」と呼ばれ、中層階のビルや木造などの家屋は特にこの周期の揺れに弱いのです。

阪神淡路大震災での家屋被害の多くはこの「キラーパルス」によるものだとされており、高い確率で起こると懸念されている首都直下型地震など直下型の地震でもキラーパルスが生じやすくなります。

 

【短周期地震動の特徴】

短周期振動は下記のような特徴があります。

・短く小刻みな揺れの周期

・固い地盤ほど揺れが伝わる

・中層階や家屋が被害を受けやすい

 

2011年3月11日の東日本大震災の時の首都圏の揺れは、長周期振動で、文字通り周期の長いゆっくりとした揺れでした。

 

地震の規模を表すマグニチュードが大きいほど、そして震源が浅いほど、長周期地震動の生じる可能性が高まります。

長周期振動は震源から離れた場所まで揺れが伝わるのも特徴です。

また、長周期地震動と共振しやすいのは高いビルで、とくに高層階になるほど揺れは増幅し、家具転倒などの危険性が高まります。

テレビから流されるニュースで新宿の高層ビルが大きく揺れた映像をご覧になったことがあると思います。

 

ここで大事なことですが、東日本大震災の時の横浜市内の揺れは、長周期振動のゆっくりとした揺れの震度5あるいは震度5強でした。

3月11日の首都圏での被害は、大きなゆっくりとした揺れが長く続きましたが、棚から物が落ちる程度の被害が多く、震度のわりに比較的被害が少なかったこともあり、多くの方が勘違いされていることがあります。

「我が家は古い建物だけど、3月11日の震度5強でもなんでもなかったから、震度5強や6でも大丈夫だよ」という声を多くの方から聞きます。

しかし、勘違いして欲しくないのは、あの時の揺れは、振幅は大きかったのですが、ゆっくりとした揺れの長周期振動でしたので被害が少なかったのです。

直下型の場合は同じ震度5あるいは5強の時の揺れでも短周期振動となり、全く違って細かく激しく揺れるので、低層の住宅に被害が及びます。

震度6から7の揺れでは相当な被害が出ると思われます。

 

【長周期地震動の特徴】

長周期振動は下記のような特徴があります。

・ゆっくりとしていて大きな揺れの周期

・遠くまで揺れが伝わる

・高層階ほど揺れやすい

 

特に木造住宅にお住まいの方は、一度ご自身の住まいの耐震チェックをされることをお勧めします。

 

昭和56年(1971年)5月31日以前の確認申請の2階建てまでの木造住宅ですと横浜市の無料耐震診断の対象で、助成金の出る場合があります。

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