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水廻りリフォーム シングルレバー混合栓:上げ吐水、下げ吐水

インテリア,リノベーション,リフォーム,増改築,戸建て,新築,水廻り,社長ブログ,耐震 2020年01月15日

昨日の「阪神・淡路大震災」と関連した話題をお届けします。

 

 

キッチンや洗面台などの水廻りのシングルレバー水栓についてですが、「上げ吐水」と「下げ吐水」の両方あるのをご存じでしょうか?

それぞれ「読んで字のごとし」、レバーを押し上げれば吐水口から湯や水が出るのを「上げ吐水」。反対に下げると出るのが「下げ吐水」のシングルレバー水栓です。

 

 

 

実は日本では下げ吐水のレバー水栓が主流で、諸外国では逆に上げ吐水が標準でした。

上げ吐水か下げ吐水にするかは議論が活発に交わされていましたが、なかなか結論が出ませんでした。

 

上げ吐水派の主張は、

・上から物が落ちてきたり、誤って手をついたりした時、ペットがレバーに乗った時など無駄に吐水してしまうので、下げた時に止水する方式の方が安全性に優れる

・諸外国では上げ吐水方式が標準になっており、国際的な整合が図れる。

というもので、

下げ吐水派の主張は、

・人間工学的な観点では、「レバーを下げると蛇口(スパウト)から湯や水が下向きに出る」という感覚の方が自然な動作で、操作性に優れる。

というものでした。

両方の主張とも間違ってはおらず、なかなか決着はつきませんでした。

 

最終的な結論は、グローバル化する社会を考え、上げ吐水が標準となっている諸外国のレバー水栓との国際的な整合性を重視した結果、1997年度の「JIS改正」でシングルレバー式水栓がJIS製品になることに際し、統一のための猶予期間を経て、2000年4月1日から「上げ吐水方式」に統一することが決まりました。

したがって現在国内で製造販売されている「レバー水栓」は上げ吐水となっています。

 

巷で都市伝説のように伝わっている話題で、1995年1月17日の阪神淡路大震災で「下げ吐水」のレバー水栓に物が当たったりした影響で水が流れっぱなしになり、消防用の水がなくなり火災が広がったというものがあります。

その経験から「下げ吐水」から「上げ吐水」に急速に切り替わったというものです。

 

あながちその噂も嘘ではなく、地震発生時に何ら名の原因でレバーが下向きに動き、水が出っぱなしになったことにより、マンションの下階を水浸しにしたり、高置水槽の水がなくなり水不足になったという点も「上げ吐水」にする統一化を図る後押しする一因になったようです。

 

皆様のお住いやホテルや旅館、公共施設の中にもまだまだ下げ吐水のレバー水栓が使われていて、時々戸惑うこともあると思います。

 

しかし、下げ吐水のレバー水栓は、少なくとも20年以上使われているという事ですね。

 

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キッチンで会話が弾んだ時にこの話題を思い出していただければとてもうれしいです。

今後もこのような小ネタの話題も少し入れていこうと思っています。

 

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