介護する側、介護される側、両者の負担を軽くする
横浜市中区山下町の山下公園そばの、ウエインズトヨタ神奈川株式会社さんの本社ビル2階にある「ハートフルプラザ横浜」さんに、先日お伺いしました。
4月28日に山下公園内で開催される「ツナガリウォーク2024」において、ハートフルプラザ横浜さんには福祉車両を展示していただく予定をしているので、その打ち合わせもかねての訪問です。
このショールームには、「車いす仕様車」「リフトアップシート車」「回転シート車」などの介護車が展示されています。
実際に車いす利用者が安全に乗降やすい工夫がされている車両もあります。
介護車などの福祉車両というと、ほとんどの方は、介護施設や老人ホームのデーサービスなどの送迎用で目にする「車いす仕様車」を思い浮かべるでしょう。
「車いす仕様車」や「リフトアップシート車」「回転シート車」は肢体不自由児や歩行困難者の家族を抱える方にも使用していただきたい車両です。
このような車両は、車いすを利用されている歩行困難な方を車のシートに移乗させたり、車いすのまま車に乗せることができっる車もありますので、介助される方、介助する方両者の負担をかなり軽減するのに役立ちます。
しかし、こういった車の必要性は当事者でない限り、なかなか必要性が理解できないようです。
屋内ではベッドへ寝かせる、食卓の椅子に座らせる、入浴介助など、肢体不自由児のご家族の場合、抱きかかえての移動などをすることが多く、介助する家族にとって、かなりの身体的精神的に負担になるといわれています。
又、外出時に車いすへの移乗や車いすから車の座席への移乗なども介助する家族にとって負担となっています。
肢体不自由、歩行困難者の移動の補助については、屋外だけでなく、食事や入浴、排せつなど、屋内でも困難さの解消については、また後日お話ししようと思います。
画像は横浜市中区にある「トヨタ ハートフルプラザ」にて、許可を取って撮影した写真です。
「車いす仕様車」や「リフトアップシート車」「回転シート車」が数台それぞれ展示されています。
車両の助手席が回転し、外へシートがせり出すことにより、車いすから移乗しやすいような位置まで下がってくる「助手席リフトアップシート車」や車いすから移譲する際に専用の車いすのまま乗車できる車両の写真です。
実際に操作もできますので、実車をご覧になることができ、担当の方から詳しい説明も受けられます。
実車をご覧になれるトヨタの福祉車両常設展示ディーラーはこちらです。 → トヨタハートフルプラザ横浜