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ユニバーサルデザインとバリアフリー

バリアフリー(介護住宅),社長ブログ 2016年06月23日

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写真のようなトイレのドアの表示サインを「ピクトサイン」といいます。

 

ある障害者施設のトイレの入り口に掲示したもので、左から「女性、男性、車椅子、そしてオストメイト用」のピクトサインです。

 

「ピクトサイン」は、何らかの情報や注意を示すために表示される視覚記号(マーク)のことで、文字 による表現の代わりに視覚的な図で表現することで、 言語の違いによる制約を受けずに情報の伝達を行う ことができます。

ここには、いわゆるユニバーサルデザインの理念が基になっています。

 

駅やショッピングセンター、公共の施設などで、「どなたでもご利用ください」と表示された「多目的トイレ」を見かけた事があると思います。

近年、整備された「多目的トイレ」は、色々な方が利用できるというユニバーサルデザインの考え方に従って、多機能化し、たくさんの設備が設置されています。

 

高齢者や妊婦にはベンチやベッド、子ども連れにはおむつ換えシートやベビーチェア、オストメイトにはオストメイト対応設備、最近では洋服を着替えられるように収納式の着替え台なども設置されています。

 

社会には、高齢者、障害者、子育て中の方など、ともに暮らす様々な人がいます。

全ての人が住みよい街となるよう、社会全体でバリアフリー・ユニバーサルデザインの取組を推進していくことが求められています。

 

ユニバーサルデザインとは、「ユニバーサル(すべての、普遍的な)」と「デザイン(計画、設計)」という2つを組み合わせた言葉で、「あらかじめ、障害の有無や年齢、性別、人種等に関わらず、多様な人々が利用しやすいよう都市や生活環境をデザインする考え方(障害者基本計画【平成14年12月24日閣議決定】より)」です。アメリカの建築家であり工業デザイナーであったロナルド・メイスにより1985年に提唱されました。

 

日本では、平成20年3月「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進要綱」を策定し、この要綱では、まずは障害者、高齢者、妊婦や子ども連れの人などに主な焦点をあて、そうした方々が社会生活をしていく上で「バリア」となるものを取り除くとともに、「新しいバリア」を作らないという「バリアフリー」の考え方とともに、施設や製品等については「新しいバリア」が生じないよう誰にとっても利用しやすくデザインするという「ユニバーサルデザイン」という考え方が必要であり、この両方に基づく取り組みを併せて推進することが必要であると提唱しています。

 

横浜市が推奨する「福祉のまちづくり条例」もユニバーサルデザインの考え方を基調に、高齢者や障害者などが社会生活をしていくうえで障壁(バリア)となるものを取り除く(フリー)こと。物理的、社会的、制度的、心理的、情報面でのバリアなど、全てのバリアを取り除くという考えから「バリアフリーな社会」を実現するという理念のもとに策定されています。

 

 

次回は、ピクトサインのうちの見慣れない「オストメイト」のサインについて少しお話します。

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