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首都直下型地震に備える Part-2 「東日本大震災の記憶。」

社長ブログ,耐震 2019年12月12日

皆さんの記憶もまだ薄れてはいないと思いますが、2011年(平成23年)311日(金曜日)144618秒、宮城県牡鹿半島の東南東沖130キロメートル (km)(北緯3806.2分、東経14251.6分、深さ24 km)を震源とする東北地方太平洋沖地震が発生しましたマグニチュード  9.0という地震の規模は、発生時点において日本周辺における観測史上最大の地震でした。

 

その時、皆さんはどちらにいて、どのような行動をとられたでしょう?

 

私は地震が起きたとき、当時は横浜市南区の事務所にスタッフの女性といて、いつもの地震の揺れよりもかなり大きく、そして長くことに驚きました。

とりあえず閉じ込められないように、ドアを開けて歩道に出て建物から少し離れたましたが、電柱が大きく揺れ建物からガタガタと異常な音が聞こえていました。

 

後からニュースで東北地方の被害状況が徐々に明らかになるにつれて、大変なことになっていることがわかりました。

 

結局、まだ停電になっていない事務所を出たのが7時過ぎで、ナビを見ると幹線道路はどこも「真っ赤」!

電車が止まっているので、街路灯や信号の消えた暗い道を歩いて帰る人の群れが延々と続き異常な光景でした!

いつもなら17kmの道を車で40分ほどの通勤時間ですが、自宅に到着したのが夜中の1時半過ぎ。5時間半ほどかかった計算です。

 

帰る途中、車の中から携帯電話で外出している家族に連絡を取り、どこかで落ち合おうとしましたが、車が全く動いていないので断念し、歩いて帰るように指示しました。

結局横浜駅から10kmほど歩いたという事でした。

私は、ナビを見ながら、大きな幹線道路を横断しながら脇道や裏道を探して、それでもいつもより5時間近くも余分にかかりました。

 

避難経路や避難の方法、家族との連絡方法など、日頃より準備しなければならないことがたくさんあります。

まず、必要なことを整理しておかなければなりません。次回はその日ごろの準備について少しお話ししましょう。