知的障がい・発達障がい児のための住空間を作る。
社長ブログ,新築,増改築,リノベーション,インテリア,エクステリア,戸建て,バリアフリー,リフォーム 2020年05月19日
昨日の「バリアフリーについて考える」投稿を踏まえて、今日のテーマは、
「知的障がい・発達障がい児のための住宅」についてお話しします。
知的障がい・発達障がいといっても様々な分類があり、それぞれが個別に存在するというより、特性が重なり合って出ることが多いといわれています。
つまり「ADHD(注意欠如/多動症)」だけの特性を持つ人もいるけれど、「ADHD(注意欠如/多動症)」の特性と「ASD(自閉スペクトラム症)」の特性を併せ持つ、あるいは「ADHD(注意欠如/多動症)」と「ASD(自閉スペクトラム症)」、そして「LD(学習障害)」を併せ持つこともあるということ。
それぞれがどれくらいの比率でかけ合わさるのかは人にもより、そもそもの障害の特性の「濃い」「薄い」も人によります。つまり、一口に「発達障害」と言っても、特性の現れ方はひとりひとり違い、それが「発達障害」の理解を難しくしている原因のひとつでもあります。
ここでは彼らの行動様式に合わない住環境であると、本人への過度な叱責や近隣住民とのトラブルを招いてしまう可能性があります。
例えば、
〇水へのこだわり → 部屋を水浸しにしてしまう。トイレを詰まらせてしまう。
〇高所からのジャンプ → マンションでは下層階からのクレーム
〇落ち着ける場所がない → パニックを起こしたり、自傷行為へ走る。
等のことが起きることがあります。
当社は、発達が気になるお子さんとそのご家族が安心して、安全に暮らせる住まいを実現するために、そのような個々の特性に合わせた住環境を実現するご提案をさせていただきます。
トップの画像は高い衝撃吸収性を持つタジマ タスクレイシステムで、以前発達障がいの多動なお子さんの家に使用した床材です。
※安心・安全な暮らしやすい住空間づくりのご相談は無料です。
お悩みを解決するご相談は、どうぞお気軽に長谷山(はせやま)までお寄せください。