最近頻発する関東地方の比較的大きな地震について。
最近、関東地方で比較的大きな地震が頻発しており少し心配です。
ここ2か月ほどの期間に関東地方で発生した震度4以上の地震を簡単にまとめてみると、下記のようになります。
発生時刻 | 震源地 | マグニチュード | 最大震度 |
2020年06月25日04時47分頃 | 千葉県東方沖 | M6.1 | 5弱 |
2020年06月04日05時31分頃 | 茨城県沖 | M4.7 | 4 |
2020年06月01日06時02分頃 | 茨城県北部 | M5.3 | 4 |
2020年05月19日12時17分頃 | 福島県沖 | M5.3 | 4 |
2020年05月06日01時57分頃 | 千葉県北西部 | M5.0 | 4 |
2020年05月04日22時07分頃 | 千葉県北東部 | M5.5 | 4 |
2020年04月26日09時49分頃 | 茨城県南部 | M4.8 | 4 |
東日本大震災の余震と思われる地震もまだまだ続いているようですし、関東地方は太平洋プレート・フィリピン海プレート・北米プレートが重なり合った房総三重会合点で、関東地方南東沖の日本海溝・伊豆海溝・相模トラフの交点となっています。
太平洋プレートは,日本海溝に沿って北米プレート,伊豆海溝に沿ってフィリピン海プレートの下に沈込でおり、フィリピン海プレートは,相模トラフに沿って北米プレートの下に沈込んでいます。
このように3つの沈込プレート境界が会合している三重会合点は,地球上で房総沖にしか存在しないとのことで、プレート境界が絡み合っていることも地震が発生しやすいようです。
次回以降のブログのテーマは地震についてのテーマを中心に、「ハザードマップ」「活断層マップ」「耐震診断と耐震設計」「耐震補強の方法」「耐震補強と制震」など、安全安心な住まい創りにプラスになるお話しをして行こうと思います。
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