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ウッドショック!木材の供給不足と価格の高騰!

リノベーション,リフォーム,二世帯,増改築,戸建て,新築,社長ブログ,耐震 2021年05月02日

 

今年の初めころから、少しずつちらほらと噂になっていた「ウッドショック」が4月から現実になりつつあります。

 

ウッドショックとは、オイルショックと同じように、建築用の木材の供給量が不足し、それに伴い価格も徐々に上昇している現象のことです。

 

コロナ禍の中、どうも低金利と高い株価を背景に、アメリカでは金余り状態になっており、コロナ禍から住まいを郊外へ移そうとする人が多く、住宅建設ブームが起きて材木の需要が大幅に高まっているとのことです。

そのため、北米市場では、木材価格が過去最高値を大きく更新し、北米に負けじと高値で輸入を拡大している中国市場に、世界の木材が吸い寄せられ、世界の主要な産地の先物産地価格は記録的な高値となっています。

 

日本国内の住宅の場合、国産材の利用率が低く、輸入材の米松、ホワイトウッド、レッドウッド、米栂、ホワイトウッド集成材、APF材、合板などが使用されています。

 

もちろん、日本国内に生えている杉や檜を使う場合もありますが、日本の山の木は急峻な斜面に生えているものが多く、切り出して製材所へ運び出すのに費用が掛かります。また、圧倒的に林業の衰退とともに流通量が少なかったため、輸入材に頼ってきたのが現状です。

 

日本国内には、杉、檜等の人工林は、国土の約27%を占めてあり、人工林の半分以上が50年生以上となり、現在では、森林資源として十分に成熟してい ます。
輸入材が入ってこないなら、大量にある国産材を使用すればよいではないかとの意見もありますが、製材所のキャパシティを急激に増やすこともできませんし、今後外国産の木材の輸入が回復した時に国産材の需要が少なくなった時に、設備投資が無駄になるなどの懸念から、二の足を踏んでいるのではないでしょうか?
そのような木材不足と価格が高騰している状況から、木材の供給不足が起きており、すでに契約しているものでも新規の住宅の着工が遅れたり、完成引き渡しの遅延が起きています。
また、追加支払いなどでのトラブルも懸念されています。
この「ウッドショック」のテーマは、今後、何度かに分けてお話しするようになるかと思います。