マンション大規模修繕の計画について
社長ブログ,耐震,リノベーション,マンション大規模修繕,水廻り,インテリア,エクステリア,マンション,バリアフリー,リフォーム 2022年10月29日
今日のテーマは、大規模修繕の時期が来たマンションの「大規模修繕の計画」について、どのような手順で計画をしたらよいのかのお話をします。
また、それぞれのメリットとデメリットについても書いておきますので、記事の内容をご覧になり、ご質問等があれば、お気軽にご相談ください。
まず当社のようなマンション大規模修繕のコンサルタント(設計事務所)に相談する場合です。
◎コンサルタント(設計事務所等)に依頼する
お住いのマンションの現況の調査・診断から工事業者の選定、総会決議のサポート、工事監理までを当社のようなコンサルタント(設計事務所等)に委託する契約締結します。
どの時点までをコンサルタントに依頼するかによってかかる費用が異なります。
・メリット
施工と設計(コンサルティング業務)と分離されるので、中立公正な業者選定と手抜きの無い安心できる工事を完了できる。
施工者の選定については、
1.競争による業者選定を行う「設計監理方式」と
2。劣化診断を踏まえた適切な修繕計画を提案する施工会社を選定できる「アドバイザー方式(プロポーザル方式)」
以上のの2種類が選べます。
当社では透明性を保つことが可能で中立公正に審査をして業者を選定する「アドバイザー方式(プロポーザル方式)」をおすすめしています。
マンションの建物調査診断から工事完成まで安心できる一環方式です。
・デメリット
工事の施工費とは別にコンサルタント料を負担しなければなりません。
◎管理会社に依頼する
マンションの管理をしている管理会社に依頼する。
・メリット
管理しているマンションを熟知している管理会社に依頼することにより、管理組合や理事会、修繕委員会の負担が軽減する。
・デメリット
修繕積立金の額などを把握しているので、実際に必要でない工事を施工してしまう場合もある。
また管理会社自体での工事や関係会社での施工なので適切な業者選定でない事もある。
◎管理組合で施工業者を選定する。
管理組合が独自で施工業者を選定する。
・メリット
準備費用が軽減される。
・デメリット
管理組合の人的時間的な負担が多い。
業者選定の基準があいまいなので、適切な業者選定ができるとは限らない。
管理組合内(区分所有者)に大規模修繕についての豊富な知識や工事監理について精通した方がいらっしゃればよいが、適任者がいないことの方が多い。
以上、大規模修繕の施工業者の選定についてのお話をしましたが、詳しくは当社のマンション大規模修繕のコンサルタント業務の部署の「マンション事業部」のホームページをご覧ください。
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