震度7の恐怖:令和6年能登半島地震
まず最初に、2024年1月1日午後4時10分頃に発生した石川県能登地方を震源とする震度7の地震に遭遇され、亡くなられた方やいまだ行方不明の方のそのご家族に対し、お見舞い申し上げます。
また、できるだけ早い復興をお祈り申し上げます。
**** 写真はイメージです ****
1月8日(月)の読売新聞によると、石川県内で確認された亡くなられた方の数は128人、安否不明者は195人に上るとのことです。行方不明の方はそれ以上に上り、数を増やしています。
また亡くなられた方の死因は殆どが「圧死」とのことで、古い建物や重い瓦屋根の住宅が全壊したり、1階部分が押しつぶされている画像がニュースで流れています。
現地では道路が寸断され、支援物資の到着の遅れなどもあり、避難場所や水、トイレなどの不足からかなりの混乱を招いているようです。
テレビの映像を見る限り、多くの瓦屋根の住宅が倒壊などの被害を受けています。想像するに、耐震補強などもあまり進んでいなかったのではないでしょうか?
又、まだまだかなり強い余震も繰り返し続いており、本震で被害を受けた建物には近づくのはとても危険な状況です。
耐震と制震については前にもお話ししていますし、今後もこのブログのテーマとしてお話しして行こうと思いますが、今日は地震に遭遇する前に準備しておくべきことをご紹介しようと思います。
下記のものは持ち出せるように背中に背負えるリュックサックなどにまとめて入れてすぐに持ち出せるところに保管したいものです。
1 懐中電灯
2 電池
3 スマートフォン用予備充電バッテリー
4 ラジオ(懐中電灯と兼用のものもあります)
5 ウエットティッシュ(ノンアルコールタイプと除菌タイプの両方)
6 ティッシュペーパー
7 タオル(ハンドタオル、バスタオル)
8 マルチツール(ナイフ、缶切り、栓抜き、ドラーバーなどがセットのなったもの)
9 簡易トイレ
10 アルミブランケット(寒さ対策)
11 軍手(できれば滑り止めの付いているもの)
12 レジャーシート
13 ガムテープ
14 簡易レインコート(折りたたみ傘も)
15 使い捨てカイロ
16 歯ブラシ(小さなコップ、たためるコップなども併せて)
17 マスク
18 スリッパ
19 救急セット、薬
20 食料、水
21 その他
以上は避難所又は簡易的な避難場所などへの持ち出しを前提にしていますが、地震が収まって安全が確認され、ある程度インフラも整備されてから自宅で生活するために事前に用意するものは、改めて後日ご紹介します。