株式会社メディックは、住宅、クリニック、施設等の設計・施工に携わって今年で30年。前身も含めれば、創業80年。
当社ホームページにも紹介していますが、株式会社メディックは1995年(平成7年)3月に資本金1,000万円の建設会社として設立し、今年2025年3月に創立30周年を迎えました。
こんなご時世ですので、大げさなお祝い事はしませんでした。
当社は、私の父、長谷山太郎が今から約80年前、太平洋戦争終結後に設立した、土木建設業の「有限会社長谷山工務店(のちに長谷山建設工業株式会社に組織替え)」が建設会社としての実質のスタートです。
父の会社は、土木建設業として、ある大手電機メーカーの川崎市内、横浜市内、横須賀市内の製造工場の機械基礎や工場建屋の新築増改築を手掛けていました。
私は横浜の中高一貫校を出て、東京都内にある大学の法学部に入学し法律(主として民法、民事訴訟法)を学んでいましたが、在学中に父の後をたどることを決意し、大学には建築学部が無かったこともあり、編入する道筋がないので、大学卒業後そのまま建築の専門学校で2年学び、設計事務所の勤務を経て父の会社に就職しました。
余談ですが、法学部出身というわけでもないのですが、他大学出身の弁護士の友人も何人かいて、お客様やお客様のご子息などの、借地権のトラブルに対する交渉や中古住宅購入の際の売り主とのトラブルに関して相談を受けることもあり、友人の弁護士を紹介することもあります。
私が父の会社に入社するまでは、父の会社は工場関連の土木工事と建築工事が主で、売り上げの大半を占めていましたが、私が入社してから、徐々に住宅関連やクリニック関連の仕事が舞い込むようになりました。
会社には私の兄も弟も在籍していたので、工場の土木建築関連の仕事を二人に任せ、住宅とクリニックの関連の部門を担う別会社を設立し、私が代表取締役に就任し、現在に至っています。
途中から建設会社と併設する形で一級建築士事務所を立ち上げ、設計・デザイン・施工とワンストップでお客様のニーズにお応えできるような体制を確立しました。
お客様から時々質問される社名の「メディック:MEDIC」は、前身の会社時代から大学病院や大きな病院に勤務するドクターが独立し、クリニックを開業するお手伝いをさせていただいていたので、新会社を設立する際に「メディカル」に関連する社名をという事で、「メディック:MEDIC」にしました。
建設関連の会社の社名としてはレアなケースだと思います。「メディック」と言う社名の会社は、ほとんどが薬品や医療機器、介護関連の会社ですね。
住宅に関して言えば、木造住宅の新築・増改築・リフォーム・リノベーションの設計・デザイン・施工。
既存住宅の耐震補強工事の設計・施工。プラス制震ダンパーの施工。
分譲マンション、賃貸マンションの居住部分のリフォーム、リノベーションの設計・デザイン・施工。
分譲マンション、賃貸マンションの共用部の大規模修繕などのコンサルティング。
分譲マンション、賃貸マンションの共用部の大規模修繕の設計・施工。
クリニックに関しては、既存のクリニックのリフォーム・リノベーション。
設立当初からの事業として携わっているクリニックの新規開業のお手伝い。
又ドクターがお住まいになっていて、開業されているクリニック併用住宅の設計・施工もさせていただきます。
その他重量鉄骨による複数階の建築物も設計施工可能です。
さらに、当社の前身の会社で培った工場関連の新築・増改築・リフォーム・リノベーション等も、どうぞお気軽にご相談ください。
今日の話題はいつもとは少し違った当社の紹介をさせていただきました。